以前、「会社を設立したら、銀行口座を開設しよう」にて、住信SBIネット銀行を紹介しました。
会社を設立した際、口座開設先でお勧めなのは、「住信SBIネット銀行」ですが、その住信SBIネット銀行にて審査が落ちた場合、次に検討したいのが、楽天銀行かGMOあおぞらネット銀行です。
今回は「GMOあおぞらネット銀行」を紹介します。
GMOあおぞらネット銀行とは
GMOあおぞらネット銀行はあおぞら銀行グループの銀行経営ノウハウと、GMOインターネットグループのインターネットノウハウや金融事業の技術力を集結し、2018年7月に誕生したインターネット専業銀行です(公式Webサイトより)。
個人的に、GMOあおぞらネット銀行の知名度を住信SBIネット銀行と比較した場合、やや見劣りしますが、サービス内容、使い勝手は良いです。
2024年8月14日に東京商工リサーチが発表した「メイン企業数の増加率ランキング」にてGMOあおぞらネット銀行が第1位になっています。
GMOあおぞらネット銀行を使用する主なメリット
- 【振込手数料が安い】口座開設月の翌々月まで、他金融機関の口座宛ての振込手数料が月20回まで無料。さらに、設立1年未満の企業は、設立月から12ヶ月間、毎月20回まで無料となるキャンペーンもあります。GMOあおぞらネット銀行の口座宛ての振込手数料は無料です。また、他金融機関の口座宛ての振込手数料は一律145円(税込)となっています。
- 【ビジネスデビットカードでのキャッシュバック】即時引き落としのデビットカードを使用することで、会計処理を簡単にできます。そのうえで、最大1%のキャッシュバックを受けることができますので、口座開設と同時に申し込みをしましょう。
- 【ビジネスID管理が利用できる】法人口座では、「ビジネスID管理」をご利用いただくことで、取引責任者とは別に、最大100名まで口座をご利用いただけるユーザーを追加することができます。
- 【口座維持費が無料】口座維持費用は一切かかりません。
開設審査について
GMOあおぞらネット銀行は、申し込みをした方(法人)に「事業内容確認書類」の提出をお願いしています。
GMOあおぞらネット銀行の開設審査では
- この法人はどのような事業を行っているのか
- 現在、実際に事業活動が行われている法人なのか
- 事業または取扱商品の具体的な内容が確認できる法人なのか
という点を主に確認しています。
事業内容確認書類で受付できない資料とは
日本語以外の言語で書いてある資料や事業の売上に直接関係しない書類として、以下の資料は受け付けておりません。
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
- 定款
- 法人設立届出書
- 会社設立時の登記関係書類
- 公共料金請求書
- オフィスの契約書
- 税理士や司法書士との契約書
- 名刺やホームページ作成の請求書
審査のポイントを押さえて、法人口座を開設してみましょう。
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